【もう困らない!】フランクフルトと近郊の観光地10スポット【愛をこめて書きました】

こんにちは!
『るくせんブログ』運営者のLEE(@luxemblogvonlee)です。
今回はドイツ留学中に何度もお世話になった「フランクフルト」を紹介していきます。
フランクフルトと言えば、ドイツ経済を支える金融と商業の中心地です!
フランクフルト空港やたくさんの高層ビルが並んでおり、都会的な雰囲気が味わえるドイツの大都市の一つです!
欧州中央銀行などの世界的に有名な企業が集まる一方で、フランクフルトにはレーマー広場などレトロな景色も楽しめる旧市街地も数多くあります。
けど1日で旅行しようと思えば、1日で旅行できるくらいの観光地しかないんですよ、、、
大都市なのに観光スポットがすごい限られてくるんです、、、
そこで今回は、留学中にフランクフルトとその近辺に何度も足を運んだ僕が、普通のフランクフルト旅行が何百倍も楽しめるよう、フランクフルト近郊をセットにしておすすめの観光地を紹介していきます。
それでは新古が混ざり合ったフランクフルトの旅、スタートです!
まずはフランクフルトから! 定番の観光地5選!
レーマー広場 (Romerberg)
最初に紹介するフランクフルトの観光地は「レーマー広場」。
フランクフルトの「古」の代表と言っても過言ではない有名な観光地です。
真ん中の大き建物に三つの旗が掲げらているのが見えますか?
左からEU、ドイツ、フランクフルトの旗です。これこそが「レーマー広場」の目印であるフランクフルト市庁舎です。
この市庁舎の左側の脇道にある「 Limpurger Gasse」を通り、右側に「Kaisersaal」と書いてある建物裏側にある中庭に行くと『見学スペース』があります。
この中庭入口の壁に「Kasse」と書いてある販売機があり、ここで入場券を買ったあと、奥の階段を上がると「レーマー広場」を少し高いところから見ることができ、真正面から見るのとでは違った雰囲気が味わえます。
入り口が分かりにくく、見学者が少ないためおすすめの穴場になっています!
シュテーデル美術館 (Städel Museum)
次に紹介するのは、フランクフルトの銀行家であるシュテーデルのコレクションを集めて作られた「シュテーデル美術館」です。
中世から20世紀にかけての重要な絵画などを約10万点も所蔵しており、幅広い年代の美術史を見ることができるのが特徴です。
フェルメールの「地理学者」をはじめとするフランドル絵画やヴィルヘルム・ティッシュバインの 「カンパニアのゲーテ」、ボッティチェッリの「女性の肖像」などが特に有名です。
初期ルネッサンスからフランス印象派、ドイツ表現主義まで、見ものとなる作品がたくさんあります。
美術館の入場料は、10ユーロです。
常設展示品は、フラッシュなしで写真撮影可ですが、スタッフによっては「全てが撮影不可」という方もいるので隙を見て写真を撮りましょう!
入館するときに荷物をロッカーに預けるのですが、全て硬貨でしか対応してないので、あらかじめ準備をしておきましょう!
ゲーテハウス (Goethehaus)
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生家で、彼が少年時代までの時間を過ごしたところです。
第二次世界大戦に破壊されましたが、修復されて当時のゲーテの暮らしぶりを間近で見ることができます。
入場は7ユーロ。
ここのロッカーも硬貨しか使えないため、持ってない人は両替をしておきましょう!
日本語のパンフレットがあるので、欲しい人は買ってみてください!
大聖堂(Dom)
ケルン大聖堂には負けますが、フランクフルトのシンボルの一つです。
神聖ローマ皇帝の選挙と戴冠式が行われたことがあるため、カイザードーム(皇帝の大聖堂)とも呼ばれており、15世紀ごろに建てられた歴史ある建物です。
第二次世界大戦の空爆に耐えた唯一の教会でもあります。
入場料は無料。
塔の上に登るのにはお金がかかり、大人が3ユーロで学生が1.5ユーロ。(日本の学生証でも通じます。)
第一土曜日には、教会のパルプオルガンの演奏が聞けるのでタイミングが良かったら、ぜひぜひ行ってください。
マインタワー(Main Tower)とユーロタワー(Euro Tower)
最後に紹介するのは、フランクフルトの街並みが体験できる「マインタワー」とユーロマークでおなじみの「ユーロタワー」です!
超高層ビルのマイン・タワーの屋上展望テラスは地上200mで、54階の展望台にあります。
晴れた日には、すばらしい景色をが見ることができますし、日が沈んだあとの景色は格別ですごい綺麗な夜景を楽しめます。
もう一つは「ユーロタワー」で、こちらは入ることができませんが、有名な「ユーロマーク」が目の前にあるので見たい人はぜひ!
マインタワーの入場料は一人7.5ユーロ。
保安上の理由からマインタワーに入るときには、セキュリティチェックがあります。
ビルが多すぎて、地図ではどこにマインタワーがあるか分かりにくいですが、長いポールが見えるビルがマインタワーですので以外と簡単に発見できます。
ユーロマークは、マインタワーからマイン川の方向に歩いていくとあります。
かなり目立つのですぐに発見できますよ! ただの写真スポットですが話のネタには持ってこいの場所です!
フランクフルトでオススメのホテル3選
Radisson Blu Hotel Frankfurt
屋上のプールから眺めるフランクフルトの絶景夜景
ホテルからフランクフルト中央駅までは徒歩で約20分の立地です。
宿泊料金は朝食付きのプレミアムルーム(30㎡)が、1泊24,000円から宿泊可能になっています。
宿泊客の希望によっては、空港へのシャトルバスサービスやランドリーサービスが使用可能です。
口コミでは屋上にあるジムやプールが好評で、客室には現代的な内装が施されています。
ホテルはペット可で、上記で紹介した「レーマー広場」までは約4km、「シュテーデル美術館」へは約3.7kmで「聖バルトロメウス大聖堂」には約4.2kmほど離れています。
Hilton Garden Inn Frankfurt Airport
フランクフルト空港内にあるロケーション抜群のホテル
Hildton Garden Inn Frankfurt Airportは空港直結のホテルであるため、夜遅い到着や朝早い出発にとても便利です。
フロント横に24時間営業のコンビニがあるので、必要なものをここである程度は揃えることができます。
またホテル内には無料のWifiやサウナなどもあります。
Toyoko Inn Frankfurt Central Station
フランクフルト中央駅から徒歩3分の超好立地。ドイツにいながら日本のホテルサービスを味わえる。
出典:Booking.com
立地がスゴイ良いためフランクフルト駅を起点とした旅に最適です。これから紹介する「ドイツ人もあまり知らない街」へ行くのには一番オススメのホテルとなっています。
日本語を話せるスタッフが常に居るため、ドイツ語が不安な人にはぴったりです。ホテルの内装は日本にある東横インと変わらず、お湯を貯めれば風呂に入ることができます。
夜食では13ユーロでしゃぶしゃぶが食べられ、朝食のバイキングではご飯や味噌汁を食べることが可能です。
少し近郊に足を伸ばしてみよう! ドイツ人もあまり知らない街5つ
オッペンハイム(Oppenheim)
マインツ在住のドイツ人に紹介されて旅行したオッペンハイム。
行く前は聞いたこともないし、他のドイツ人の友達に尋ねても「知らない」という人しかいなかったです。
オッペンハイムはワインが有名で、ワイン博物館やワインが貯蔵されている大きな蔵があります。
すごい自然に囲まれた街なので、自然が大好きな人は絶対に行くべきです!
でも僕が一番オススメしたいのは息を呑むほど美しいステンドグラスがある「St. Katharinen」です。
観光客が少ない田舎町なので、ストレスフリーで観光することができます!
電車でも乗り換えをするのは一回だけなので、ものすごく簡単に行けちゃいます!
電車の中から見る自然もなかなかオススメですよ!
クロンベルク(Kronberg)
クロンベルクは、超高級住宅街として知られており、ドイツの雑誌「der Spiegel」ではドイツで一番のお金持ちの住宅街として特集されました。
12世紀に建てられたクロンベルク城が今も一般公開されており、上まで登ると非常に綺麗な景色を見ることができます。
フランクフルトから30分ごとに出ている電車で、20分くらいで着きますよ!
ケーニッヒシュタイン(Königstein)
廃墟好きにはたまらん街が「ケーニッヒベルク」です。
Königsteinは英語に直訳すると「King’s Stone(王の石)」となります。
ドイツでも有数の大規模な城跡があり、丘の上に立っているためここから見える景色もまた格別です。
フランクフルトからは電車で30分くらいです。
ダルムシュタット(Darmstadt)
ダルムシュタットはドイツで知る人ぞ知る観光名所です。
エルンスト・ルートヴィヒ大公がマチルダの丘に芸術家村を設けたことから、*ユーゲント・シュティール (Jugendstil)の中心となり、芸術都市として知られています。
*ユーゲント・シュティール (Jugendstil) :ドイツ語圏の世紀末美術のこと。
ダルムシュタットで観光するなら、上の写真にある「マチルダの丘」か今から紹介する「森の螺旋」がおすすめです。
ドイツらしくない建物ですが、見る人の目を引くデザインになっています。
実は、この建物はただのアパートで普通に人が暮らしています。
僕が行った時に写真をとっている観光客は、僕と友だちを除いて誰もいなかったです。
時間がある時にぜひ行ってみてください!
フランクフルトから電車で15分くらいです。
マインツ(Mainz)
「マインツ」はタイトルを裏切ることになりますが、知っている人は知っている大きな都市です。
日本人でもサッカーが好きな人は聞いたことありますよね!
先ほど紹介したオッペンハイムに行く途中のところにあるので、オッペンハイムへ行くまでにここに寄るのもアリですね。
マインツは活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルが生まれた場所です。
フランクフルトよりは大きな都市ではありませんが、見所が多い街でもあります。
マインツでおすすめの観光スポットは、「マインツ大聖堂」と「聖シュテファン教会」です。
僕はステンドグラスが大好きなのですが、日の光によって青く光る「聖シュテファン教会」のステンドグラスはすごい綺麗で心が奪われました!
マインツ大聖堂の裏に「これがドイツの古き良き街並み」だと思える『キルシュガルテン(Kirchgarten)』と呼ばれる場所があります。
この家の近くにあるワッフル屋さんのいちごワッフルがとてつもなく美味しかったです。
フランクフルトから電車で30分くらいです。
まとめ
フランクフルト定番の観光地から、あまり知られていない近郊の街を紹介しました。
どの街も日帰りで行くことのできる場所にあるため、フランクフルトで観光する場所がなくなった時にピッタリです。
旅行だとどうしても短い滞在になってしまうので、有名な都市ばかりを訪れることになりますが、ここで紹介した無名でも魅力ある街がドイツにはまだまだ沢山あります。
時間と相談しながら、ぜひマイナーでありながらも情緒あふれる街に足を運んでみてください!
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