【一度は食べたい!】ドイツで美味しかった食べ物オススメ10選
- 2020.04.18
- ドイツ留学

こんにちは。
『るくせんブログ』を運営しているLEE(@luxemblogvonlee)です。
ドイツの食べ物といえば、肉やじゃがいも、お菓子ならチョコレートやポテトチップス、基本的に高カロリーのものばかり思い浮かびますが、肉肉しくはない健康的な食べ物も意外とたくさんあります。
最近ではベジタリアンやビーガンの人が増えてきたため、肉や卵を使ってないドイツ料理を見かけることも珍しくはありません。
日本人の中では好き嫌いが両極端に分かれるキャベツを使った料理「ザワークラウト」もドイツ発祥の食べ物です。
この記事では、今まで口にした物で「ベジマイト(オーストラリアのジャム)」以外なら何でも食べれる筆者が約2年のドイツ在住歴で、個人的に気に入った食べ物を紹介していきます。
家庭で作れる料理や日本で口にできるものもあるので、気に入った食べ物があったら挑戦してみてください!
シュペッツレ
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いきなりベジタリアンの料理ですが、シュペッツレはドイツでとても有名な食べ物です。
ドイツ南部のシュヴァーベン地方の方言で「小さい雀」という意味を持っています。
パスタみたいな感じで、生地は卵、小麦粉、塩、炭酸水です。炭酸水の代わりにビールを使う家庭もあります。
南部だけではなく、ドイツの全土で見られる料理で、オクトーバーフェストなどの祭りでよく見かける食べ物の1つです。ビーガンの人には、卵やチーズを使ってないシュペッツレを提供しているレストランもあるので、ビーガンの人にも気に入られています。僕の周りだけかもしれませんが、シュペッツレが好きなドイツ人の友達はとにかく多いです。
ちなみに、ドイツ人、特にシュヴァーベン地方の人達は「シュペッツレ」という名前に矜持があるので、「ドイツのパスタ」と呼ぶのはあまりオススメしません笑
ケバブ
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正確に言うと、ケバブはドイツ料理ではなくトルコ料理です。ただ日本で韓国発祥の焼き肉が、日本の食文化にしっかり定着しているように、ケバブなどのトルコ料理もドイツ中で親しまれています。
ケバブもそうですが、トルコ料理はベジタリアンやビーガンのための料理も種類が豊富なので、菜食主義者が多いドイツでは人気です。
ドイツに旅行や留学した人で、ケバブを食べたことある人は口を揃えて「日本で食べるケバブより圧倒的に美味しい」と言います。(僕の周りは少なくともそうです笑)
日本と値段が同じくらいか、それより安い値段で、量が多く本場に近いケバブが食べれるため、ドイツに来たらケバブは絶対です!
マクドナルドなどのファストフードが日本より少ないドイツでは、ケバブはまさに心のオーシャン。僕は週1でリピートするほどのファンです。
クヌーデル
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パンやジャガイモを使って作る団子のような食べ物「クヌーデル」。
クヌーデル以外にも、クルーゼ、ゼンメルクヌーデルなど、場所が変わったり、使う材料が違うと呼称が変わってきます。
主食として出されることもありますし、アプリコットや梅などを使いデザートとして食されるクヌーデルも存在します。ちなみにアプリコットが入っているクヌーデルは「Marillenknödel」、梅が材料のクヌーデルは「Zwetschgenknödel」です。
作り方は至ってシンプルなので、先述したシュペッツレと同様に、ドイツの家庭ではよく出てくる料理です。
一つ一つが大きいため、ドイツのボリューミーなソーセージとクヌーデルを一つ食べたら、たいていの人はお腹がいっぱいになります。
シュバインハクセ
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イッテQなどのバラエティ番組でも時おり目にするシュバインハクセは、ドイツの肉料理で個人的に一番好きです。
写真くらいの大きさであるシュバインハクセを、1人で食べようと何度も挑戦したことはありますが、今だに食べ切れたことはありません。途中で友達に手伝ってもらってようやく完食できるくらい大きいんです。
ワンピースによく登場する骨付き肉に似ている料理で、とにかくジューシー。北で食べるより、発祥の南部で食べるシュバインハクセのが基本的に美味しいです。バイエルン地方で食したものが記憶ではぶっちぎりで美味でした。
ドイツのソーセージが味わえるレストランは日本には幾つもありますが、シュバインハクセがお目にかかれるレストランは見たことありません。なのでドイツに行くなら、ソーセージよりもシュバインハクセをおすすめします。
ケルンだと「ガッフェル・アム・ドーム」が美味しいシュバインハクセとビールを提供しています!
マウルタッシェ
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マウルタッシェはあまり聞いたことないかもしれませんが、イタリア料理のラビオリを耳にしたことある人は多いのではないでしょうか。
名前は違うけれど、マウルタッシェはラビオリを材料そのままで大きくした料理です。餃子みたいに中身を色々とアレンジできるため、パーティーにもってこいの料理となっています。
レストランで食べなくても、REWEなどのスーパーで冷凍のそれなりに美味しいマウルタッシェが買えるので、自炊にもピッタリです。
レバーケーゼ
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名前にレバー(肝臓)とケーゼ(チーズ)が入っていますが、オーストリアとバイエルン州のレバーケーゼには驚くことにどちらの材料も含まれていません。(他の州のレバーケーゼにはレバーが入っています。)
日本人の友だちに薦めると、レバーが入っているから食べれないと言うんですが、先述の場所で売られている商品にはレバーの要素がないので、レバー嫌いでも普通に食べれます!美味しいです!笑
レバーケーゼの由来は、諸説ありますが一番有力な説を紹介します。
まずLeber(レバー)は、Laib(パン一斤)から来ております。そしてKäseですが、発祥のバイエルン地方では「コンパクトな肉の塊」を「Kas」と呼んでいます。
2つを合わせると、Laib Kas。
LeberKäseの発明者が方言で発音していたので、そこから「Laib Kas」が方言で「Läb Käs」 となって、その後Leberkäseになったと言われています。
熱々でも冷めても美味しく食べることができて、マスタードやパンと合わせて食べるともっと美味しいです。
グフレ
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ドイツ人よりも日本人に知れ渡っているチョコレート菓子が、グフレです。
数あるチョコレート製品の中でも、僕はドイツだと「グフレ」が一番かなと思っています。
なかなか見つけるのが困難な商品で、オンラインショップで頼むか少し値段は張りますがアマゾンで注文する方が無難です。
味については、以前に【チョコ】45種類以上を食べた僕がオススメするドイツのチョコレート10選でも紹介しましたが、とにかく口の中で溶けていきます。
天使というか、もう神のようなチョコレートなので、四の五の言わずに一回食べてみてください。食べたら、紹介をした僕に感謝したくなるはずです笑
クランチップス
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ドイツでホームパーティに参加するなら、必ず目にするくらい人気のクランチップス。
1袋の量は、カルビーの約3倍くらいありますが、値段自体はあまり変わりません。
ドイツのポテトチップスと言えば、パプリカ味が人気なのですが、僕は「western style」味が一番好きです。食べだすと、止まることなく食べきっちゃうので、買うのは週1回に留めています。
食感はちょっと堅めで、日本にあるポテトチップスだと「堅あげポテト」が特に近いかなと思います。
スーパーなら、どこでも売っているので、自分好みの味を見つけて試してください。お土産にもピッタリのお菓子ですよ!
チーズケーキ
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ドイツのパン屋さんでは、たいていチーズケーキなどのケーキ類が置いてあり、店によってはコーヒーと一緒に店内で召し上がることが出来ます。
ドイツ語ではチーズケーキをKäsekuchenと呼び、文字通りにチーズケーキという意味です。
クリームチーズや生クリームをふんだんに使ったアメリカンスタイルのチーズケーキとは違い、ドイツのチーズケーキはクヴァークがたっぷり入っています。
クヴァークは、リコッタチーズをクリーミーにした無塩ソフトチーズみたいな感じです。ヨーグルトよりも濃厚で、ドイツではパンや野菜などに塗って食べることがあります。
食感はクヴァークによってフワフワしています。例えると、雲のような弾みを持った食感です。(雲を食べたことはないですけど笑)
僕は普通のケーゼクーヘンより、苺やサクランボに覆われたケーゼクーヘンが好きです。夏になると店頭でよく見かけるので、疲れたときによく買っています!
シュトロイゼル
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これは料理ではなくて、ドイツが起源の菓子製法です。
ドイツのタルトやケーキ、パンなどの上には、そぼろ状のシュトロイゼルと呼ばれる生地が載せてあります。
シュトロイゼルは、小麦粉、砂糖、バター、シナモンなどを混ぜることで簡単に作れます。
カリカリしているので、しっとりしたケーキに載っていると相性がとにかく抜群です。
大学の食堂で約1ユーロで売られているため、しばしば昼食後にコーヒーと一緒に食べています。
僕は特に「アップフェルシュトゥルーデルクーヘン」が好きです。
まとめ
基本的にクセがなく、誰でも食べれるものを紹介してきました。
チョコレート菓子のグフレを除けば、ドイツ全土どこでも手に入る食べ物なので、ドイツに行く機会があればぜひ挑戦を!
健康的でヘルシーな料理を書こうと思いましたが、ザワークラウト以外に思いつかなかったです。笑
隣国のイタリアやフランスなどに比べて、食文化は貧しいドイツですが、それでも美味しい食べ物はちゃんとあります。ソーセージやビールだけではない、ドイツの「食」の魅力を留学や旅行で発見してください!
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