ドイツで『恥』をかかないために知っておくべき3つの習慣とタブー

ドイツで『恥』をかかないために知っておくべき3つの習慣とタブー

こんにちは!

『るくせんブログ』運営者のLEE(@luxemblogvonlee)です。

 

ドイツへ行くときに、「ドイツのことを全く知らないうざい観光客」にはなりたくはないですよね。

「郷に入れば郷に従え」ということわざがありますが、ドイツのルールをガン無視して観光すると大変な目に合います。

 

日本に来た観光客が日本のルールを知らずに、我が物顔で観光していたら皆さんもイラッときませんか。

今回の記事では皆さんがドイツへ行った際に不自由なく生活が送れるよう、留学経験者の僕が「ドイツの習慣とタブー」を書いていきます。

 

ドイツ人への挨拶やチップの支払い方などから、したら恥ずかしいマナーまで事細かくこの記事で紹介していくので、ぜひ参考にしてください!

Advertisement

挨拶

イギリス人は親友であっても、人と挨拶するときはちょっとだけしか物理的なコンタクトを取ろうとしませんが、一方でアメリカ人だと初対面の人でも熱心にハグをして挨拶します。

ドイツ人の挨拶はどちらかというとこのイギリス人とアメリカ人の中間に位置しています。

 

ドイツ人の挨拶は相手の目を真っすぐ見て、しっかりと手を握って挨拶するのが一般的であり伝統的です。

このときもう一方の手はポケットから手を出しておきましょう。

男の人だったら女の人が最初に手を差し出してから自分の手を出すとGOODです。

あと手を握ると共に軽いおじぎもするといいですよ。

そして相手がおじぎをしてきたら、きちんと会釈をすると良い第一印象が作れます。

 

ドイツは敬称や肩書きがものすごく大切で、博士号などがつくとDr.○○(名字)と呼ばなくてはいけません。

博士号を取得すると英語で言う普通のMr./Ms.○○から価値が高くなります、それぐらい敬称や肩書きには尊敬の念が込められています。

ドイツ語ではMr.がHerr、Ms.がFrauで、初めて会う人や親しくない人にはDuではなくSieを使わなければなりません。

SieとDuの違い

Sieは日本語でいう敬語の意味で捉われがちなのですが、ドイツ語ではお互いの距離を指し示すものです。

いくら年が離れていても、仲良くなったらDuを使って大丈夫です。(*大学の先生などを除いて)

僕の失敗談

留学中に僕は仲の良いドイツ人に何度か家に呼ばれました。

その友達の家族とも仲良くなったのですが、おばあちゃんやお母さんは年が離れていたので、親しくなってもずっとSieを使っていたのです。

でもある日、お母さん達に僕がSieしか使ってくれないから、寂しいって言われました。

どれだけ年が離れていてもSieやDuというのは、お互いの心の近さを表すものなので、これからはDuを使って欲しいと言われたのです。

最初はためらいがあるかもしれませんが、ドイツ人にとっては心の近さを表す一種のパラメータなので、しっかりと使い分けしましょう!

 

あと挨拶だと、招待されて部屋に入るときには、子供を含めて全員に個別で手を握ってしっかり挨拶するのが礼儀です。

ぜんぜん強く握らないソフトな握手だと、かえって自分は信頼できない人だという印象を与えてしまうことになります。

でもだからと言って「強く握りしめる」とか、「ずっと手を握る」というのは話が違いますからね。

しっかりと手を握って挨拶することで相手に対して、自分は信頼、率直さ、誠意、配慮がある正直者ですとメッセージが送れます。

 

贈り物で注意すること

ドイツ人の家に招待されたら、ファイン・チョコレート(マス・チョコレートはやめときましょう)やワインボトル、花を贈り物として持っていくのがオススメです!

日本人よりもたいていのドイツ人はワイン通ですし、中でもライン=マイン地方の人はワイン製品にかなりの誇りを持っているので下手なワインは禁物です。

 

ファイン・チョコレートとマス・チョコレート

ファイン・チョコレート:カカオ豆を始めとする原材料が高品質で、カカオの風味が最大限に引き出されているチョコレート。

マス・チョコレート:スーパー・コンビニなどで買える大衆向けのチョコレート。

(参考本:チョコレートバイブル)

 

花屋さんで花を買うときは、フローリストに購入する花を贈り物として包んでもらうよう頼みましょう。(自分で包むのなら大丈夫ですが、裸のまま渡すのだけは贈り物としてよくないです。)

花の色は「黄色のバラ」や「ティーローズ」が無難でよく喜ばれます。

ロマンティクな意味合いを持つ赤色の「バラ」や葬儀の際死者に捧げる献花である「カーネーション」「ユリ」や「菊」を送るのはやめましょう。

あと日本食も贈り物として結構GOODです。

ただ日本の和菓子(きな粉や餡子)とか納豆など、ドイツ人が口に触れたことのない食べ物は避けるべきです。

僕はわらび饅頭などを留学中に作って、ドイツ人にパーティーで渡したことがあります。

ベジタリアンやヴィーガンのドイツ人には受けが良かったのですが、その他のドイツ人には「見た瞬間」と「口に入れた瞬間」の二回とも引き気味のリアクションをされました笑(*きな粉と餡子が特にNEINでした)

あと服や香水、洗面用具も贈り物としていいと思いますが、親しい友達でない場合はちょっとプライベートすぎると捉えられるので、あまり仲良くないうちは避けた方がいいです!

チップ制度

イギリスやアメリカと比較するとドイツでのチップは、そこまで一般的ではありませんが、日本と違ってチップ制度が場面に応じて存在します。(*チップはドイツ語でTrinkgeld)

ドイツのチップ制度は、請求金額を切り上げして渡すのが普通で請求書と別に渡しません。

でも初めての人だと「どのくらいのチップが必要だとか」、「どの場面で支払う必要があるのか」は判断が難しいですよね。

そういった方のために、ホテルやレストランなど場面別にチップの支払い方について紹介します。

ホテル

ドイツのホテルにおけるチップは、アメリカや他のヨーロッパ諸国などと比べて一般的ではありません。

ホテルの宿泊料金にサービス料が含まれているので、別に払う必要がないのです。

ただもしサービスレベルの高い五つ星や四つ星のホテルに泊まるなら、部屋まで荷物を運んでくれたボーイにバックにつき1ユーロくらいあげるのはいいと思います。あとは清掃員の方のために一泊につき2〜3ユーロくらいあげるのが妥当です。

それとホテルのコンシェルジュがすごい親切に助けてくれたら、サービス料が含まれていても5〜10ユーロあげるのもアリです。

レストラン

ドイツの場合だとレストランの料金にもサービス料(Bedienung)が含まれています。

しかしサービスがとてつもなく悪い場合を除いては、習慣的にチップを支払うのが普通です。

支払う金額は請求金額のだいたい5〜10%くらいで、キリがいい数字になればOK。

17.99ユーロの請求だったら19ユーロを支払ってDas stimmt so(このままで!)と言えば、あなたはもう立派なドイツ人です(笑)

ドイツのディナーでは、割り勘というより個人がそれぞれ支払うのが一般的です。

そのため自分の請求金額に個々でチップを支払います。

あと覚えて欲しいのは、ドイツでチップを支払うときは現金です。テーブルに置くのではなく、ウェイターに直接手渡しをしましょう!

クレジットカードでも、支払い時に上乗せするか、飲食代とは別の会計でチップを支払うことができます。ただ店によっては、クレジットカードでチップを払えないときもあるのでご注意を。

タクシー運転手

「タクシー運転手にもチップを支払うの!?」と思う人がいますが、ドイツではレストランと同じく請求金額に合わせて切り上げをするのが普通です。

・荷物を入れるのを手伝ってくれた、

・英語で会話をしてくれた

・ローカルな情報を教えてくれた

上記に書いた3つのどれかをしてもらったら、請求金額の10%くらいを心付けとして渡しましょう!(その時に笑顔でDanke Schönと言うと運転手の顔はほころびます。)

 

タブー(してはいけない事)

タブーというのは一般的に触れてはならないとされている事柄のことをさします。

当然ドイツでタブーであるもの触れてしまうと、逮捕されるなんてこともあります。

というか一昨年にある中国人の方々がドイツのタブーを犯して実際に逮捕されました。

中国人がナチス式敬礼で逮捕

ベルリンで2017年8月5日、連邦議会議事堂前でナチス式敬礼をしていた中国人観光客2人が逮捕された。ドイツではナチスやヒトラーを想起させる憎悪発言(ヘイトスピーチ)や図画・シンボルなどの使用を、法律で厳しく制限している。

36歳と49歳の男性2人はそれぞれ500ユーロ(約6万5000円)の保釈金を払い、釈放された。警察によると、有罪となれば最長3年の禁錮刑が科せられる可能性もある。(参考サイト:BBC)

ナチスやヒトラーの真似をするのがどれだけイケないことなのか、ドイツへ留学/旅行をするなら知っていて当たり前のことですよね。

このように外国人とか関係なく罪ですし、ヒドイと禁固刑にされるので、ドイツでナチス、ヒトラーに関する話はしないよう気をつけてください。

 

中国人だから僕たち/私たち日本人は大丈夫だと思う方がいますが、別に日本人も例外ではないです。

タブーというか非常識な行為をした大学生が3年前にいました。

日本の大学生がドイツの世界遺産に落書き

2016年6月30日、神奈川大学の学生2人が、ドイツで行っていた課外活動中に、世界遺産に登録されているケルン大聖堂の回廊の壁にペンで落書きをした。学生はその画像をツイッターに投稿していた。当時、教職員が学生を引率していたという。

学生とともに副学長を現地に派遣し、同月7日(現地時間)に直接謝罪をおこなった。大学側は「落書きを消す作業を行いたい」と申し出ましたが、ケルン大聖堂からは「その必要はない」と断られたということです。(参考サイト:j-cast)

国の歴史的遺産に落書きをしたんですよ。

日本でいう東大寺に外国人が落書きをした感じです。

というか世界遺産でなくても、落書きするのは日本やドイツでなくても非常識です。

 

僕はドイツ国内を何度か観光しましたが、実際に日本語や中国語などで何か書いてあるものを見ました。

個人で旅行するのだから何をするのも自由と捉えている方がいますが、1歩日本の外に出たらあなたは日本の代表ですからね。

非常識なことをしたら日本人全体の評判が下がることになるので、日本代表という意識をしっかり持って留学/旅行をしてください。

 

上記に取り上げたニュース以外にもドイツではタブー(してはいけない事)がいくつかあります。

リサイクルとゴミの分別

環境先進国と呼ばれるドイツはリサイクルにとても真剣に取り組んでいます。

でもドイツに来るのが初めての人々や旅行客にとっては「ゴミの分け方」などは、かなり細かいので混乱します。

ほとんどの家庭がゴミ箱を「プラスチック」「紙」「ダンボール」「生ゴミ」などにそれぞれ分けています。

何も入っていないガラスのビンも色によって、各近所に設置されている「茶色」「白色」「緑色」の大きいゴミ箱に分けて入れないといけません。

電球や電池、電気製品などもそれぞれが個々にリサイクルされます。

ただの旅行なら泊まるところに捨てればいいのですが、留学となったら話は別です。きちんとドイツのゴミに関するルールを頭に入れておきましょう!

靴を脱ぐ

これは驚くかもしれませんが、ドイツ人は家で靴を脱ぐことが多いです。

ヨーロッパだからといって、何でもかんでも靴を履いたまま家に上がるのはやめましょう。

個人レベルで靴を脱ぐか脱がないかは違うので、入るときには必ず聞いてから入るようにしてください。

自転車レーンは歩いちゃダメ

ドイツでは歩行者用のレーンと自転車用のレーンが別々にあります。田舎に行くとないですが、都市ではよく見かけます。

何も知らない観光客が自転車用のレーンを歩いて、後ろから自転車に乗っている人に怒られているのを何度も見かけましたので注意してください。

かなりのスピードで自転車を漕いでいるので、歩いていたら自分自身が危ないですよ。

Advertisement

まとめ

慣れない国での習慣やタブーというのは、最初は戸惑うことが多いともいますが、やはり「郷に入れば郷に従え」なのでしっかり予習をしておきましょう。

「会話するときは目をそらさない」、「年収を聞かない」などまだ他にもしてはいけない『タブー』はあるのでまた追記していきます。