【ホットワイン片手にロマンチックな夜を】2019年ドイツのクリスマスマーケット特集
- 2019.12.02
- LEEのコラム

こんにちは!
『るくせんブログ』を運営しているLEE(@luxemblogvonlee)です。
さてさて季節は秋から冬になって、夜寒が身に染みるころになってきました。
ドイツでは各地でクリスマスマーケットが始まり、賑わいを見せております。
ドイツに留学/旅行をするなら、カーニバルやイースター、オクトーバーフェストに続き、一度は訪れたいのが「クリスマスマーケット」です。
日本もクリスマスになると、街のいたる所がイルミネーションや素敵な装飾で彩られすごいキレイになりますが、本場であるドイツのクリスマスマーケットは別格です。
あまりハードルを上げ過ぎると、「そこまでかも」と言われかねないので脚色はしませんが、『木でできた小屋』、『きらめく光』、『かわいいクリスマス小物』、『ホットワイン』など、ドイツに行かなければ味わうことのできない本場の雰囲気がそこにはあります。
今回は一応ドイツ専門のブログを書いているので、ドイツのクリスマスマーケットを紹介しますが、クリスマスマーケットはドイツだけでなく、ヨーロッパ中で11月から12月の間に開催されています。(ドイツにおけるクリスマスマーケットの人気度はヨーロッパ中でもピカイチですけど)
クリスマスマーケットでやるべき4つのこと
僕は先週から始まっている各地のクリスマスマーケットをいくつかすでに訪れました。
前回の留学で訪れたクリスマスマーケットの経験と今回のを合わせて、もしドイツのクリスマスマーケットに来るなら最低限はするべきことを4つ紹介します。
1. Glühweinに挑戦する
ドイツのクリスマスマーケットで必ず飲んでほしいのが、「Glühwein(グリューワイン)」です。
クリスマスマーケットが始まったというより、Glühweinを飲む季節になってきたと感じるくらいGlühweinはクリスマスの名物となっています。
「Glühwein」と聞くと馴染みがないですけど、つまりはホットワインです。オレンジの皮やシナモンなどの香辛料、シロップなどを赤ワインや白ワインに加えて温めたドリンクのことを指しています。そのため普通のワインよりは度数がなくなり甘みが強くなっており、お酒が苦手な人でも飲みやすくなっています。
※赤ワインと白ワインがあり、クリスマスマーケットなら赤と言う人が多くいます。ただ僕的には白ワインのほうが渋みが少ないため飲みやすいです。
本当にお酒が飲めない人には、クリスマスパンチ(Weihnachtspunsch)と呼ばれるノンアルコールのGlühweinがあるので、そちらでもクリスマスらしさを味わうことができます。
僕はそんなにお酒が強くないので、今回の留学では一回飲んだだけ、あとはホットチョコレートばかり飲んでいます笑
2. マグカップを集める
さてこのGlühweinが入っているマグカップには、地域ごとにオリジナルのマグカップが用意されています。地域ごとというかベルリンとかの大きい都市だと、クリスマスマーケットの数は全部で60あるため、クリスマスマーケットが変わると違った柄のマグカップを手に入れることができます。マグカップはクリスマスマーケットらしい模様になっており、どのマグカップも美しく、華やかなお土産としても大人気です。
このマグカップはGlühweinを買うときに、Pfand(デポジット)として2〜4ユーロあたりの金額でGlühweinと一緒にお金を支払わなければなりません。マグカップを戻すとデポジット分のお金が戻ってきますが、戻さなければそのまま持ち帰ることができます。
値段的にも絵柄的にもお土産としてピッタリなんですが、買いすぎてしまうと今度は日本へ持ち帰るのが大変になります。僕は以前ドイツへ留学していたときに、マグカップを各地のクリスマスマーケットで10個以上集めました。ただ他にも持ち帰る荷物があってそのうちの半分は、僕の所へ旅行に来た友達にお願いし持って帰ってもらいました。
意外とかさばるんでよね、マグカップは、、、(皆さんも後々のことを考えてあまり買いすぎないように注意してください!)
3. 食べ物を食べまくる
ドイツの街なかでは、ホットドッグやケバブなど、日本で食べるより美味しい屋台メシがありますが、せっかくのクリスマスマーケットなので、クリスマスの定番料理をこの機会に食べつくしましょう!
マーケットによって提供されている食べ物が違うため、今から紹介する食べ物に読者の方々がありつける保証はできないですが、僕的に美味かったクリスマスマーケットでの食べ物を3つ紹介します。
■焼きアーモンド
これは正直に言うとスーパーでも買えるのですが、クリスマスマーケットで買った焼きアーモンドのほうが確実に美味しいです。
一回食べ始まると何故か止まらないんですよね。じゃがりこより「やめられない、止まらない」感がすごくあります。アーモンドをシナモンとか砂糖で煮ただけなんですが、クリスマスマーケットに入り焼きアーモンドを買って歩きながら食べていると、いつの間にかなくなっていますね。
アーモンドを食べておくと、他のカロリー高い食べ物を食べすぎなくて済みますし、筋肉増量にも効果があるので僕はクリスマスマーケットに行ったらまずこれを食べます。
値段は大体100グラムで3ユーロです。焼きアーモンドはドイツ語で、Gebrannte Mandelnと呼ばれています。
■ランゴス
この食べ物は白亜紀に生息していた、二足歩行の肉食恐竜「ランゴス」の名前が由来となっています。
嘘です、ごめんなさい。ドイツに来た友人にこの説明をすると信じてしまうので、ここでも書いてしまいました笑
本当はLangosはハンガリーの名物で、Langがハンガリー語で「炎」の意味を持つらしく、その名前が付けられています。(参考文献:Wikipedia)
さて味の方なんですが、ベースは給食で食べた懐かしい揚げパンになっており、それの上に甘味好きの方はシナモンや砂糖をトッピングします。一方で夜ご飯として食べる人は、チーズや玉ねぎなどをトッピングして食べることが多いです。シナモンと砂糖のランゴスは、まさに給食で食べたあの揚げパンです。
それなりに大きく量があり、一つまるごと食べるとお腹がいっぱいになる可能性があるので、誰かと分けて食べることをおすすめします。
■ポテトパンケーキ
僕が今まで食べたポテトランキング1位は残念ながら、ドイツではなく札幌なのですが、このポテトパンケーキはファミリーマートのハッシュドポテトくらい美味しいです。
食べた感覚としてはハッシュドポテトとじゃがいもコロッケの中間にあり、ポテトパンケーキには基本的にアップルソースがついています。
アップルソースなので甘いのではと思う方が多いかもしれませんが、そこまで甘味はなく酸味がそれなりに強いです。
ちなみにドイツではkartoffelpufferの名前で売られています。
4. クリスマス用のお土産を買う
日本やドイツでもお土産を買おうとすると中国で作られた機械ものが多くなってきましたが、ドイツのクリスマスマーケットでは手作りのおもちゃやアクセサリーが並んでいます。
僕のおすすめは木のオーナメントです。
これはニュルンベルクで撮ったクリスマスマーケットの写真です。可愛らしいサンタや天使の手作りオーナメントが2.90ユーロで売られていました。
木で一から手作りされているため、どのオーナメントもオリジナルであり、街角の土産ショップや空港、スーパーで買うよりは、これを買う方が絶対にいいです!
おすすめのクリスマスマーケット10都市
ミュンヘン
ハイデルベルク
ニュルンベルク
ドレスデン
デュッセルドルフ
ドルトムント
アーヘン
ベルリン
ハンブルク
ケルン
まとめ
ドイツのクリスマスマーケットでおすすめの場所とクリスマスマーケットですべき4つのことを紹介しました。
本場でしか経験することのできない雰囲気を、クリスマス用の飾りや音楽、美味しいグリューワインや食べ物と一緒にドイツのクリスマスマーケットを楽しんでください。
クリスマスとはどういう文化なのかを知れるいい機会にもなりますよ!
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