ドイツ留学にかかる費用はいくら!?経験者が語ります【学費や生活費を紹介】

この記事はこんな人にオススメです。
- ドイツへ留学に行くのに迷っている人
- アメリカやイギリスに行きたいけど金額面で諦めようとしている人
- ドイツの学費や生活費について知りたい人
こんにちは!
『るくせんブログ』の運営をしているLEE(@luxemblogvonlee)です。
今回の記事ではドイツに留学をした場合どのくらいの費用が実際にかかるのかを書いていきます。
ドイツに一年間の語学留学へ行ったことのある僕が実際の体験談を踏まえて紹介していきますね!
ではまずドイツの大学の授業料を説明していきます。
ドイツの授業料は実質「無料」!?
みなさんの中には聞いたことがある人がいるかもしれませんが、ドイツの国公立大学では基本的に授業料はかかりません。
アメリカや日本と違い「タダ」です。
嘘じゃないですよ! ドイツの授業料は本当に「タダ」なんです。
*Baden-Württemberg州では2017年から有料になり、学期ごとに1500ユーロかかります。
ヨーロッパの国々(フランスなど)だと、自国民などには大学の授業料を無料にしているところがありますが、EUの外から来る人は授業料を払わなくてはいけません。
しかし、ドイツだと自国民やEUに属していない国の人でも関係なく、誰でも授業料を払わなくていいんです!
こんな学生フレンドリーで、国籍問わず授業料を無料にしているのは世界を見渡しても「ドイツ」だけではないでしょうか。
そんな学生にとって天国なドイツの大学でも、いくらかは「大学の管理料」などを払う必要があります。
大学によって異なりますがだいたい180ユーロから300ユーロくらい(学期ごと)です。
今のレートで日本円だと2万円から4万円です。
日本やアメリカの学費に比べたらスズメの涙みたいなもんですよね。
この安さに加えて、これを払うと大きな特典があるので。
①州のバスや電車が無料!?
この管理料などを支払うと学生証がもらえるのですが、その学生証を持っていれば州のバスや電車(鈍行のみ)はタダになります。
※大学によって、学生証で乗れる交通機関の範囲は異なります。僕が以前に留学していたイェーナ大学では、チューリンゲン州のバスや電車が無料でした。
日本でいうと近畿大学に通っていたら、近畿(関西)地方のバスや電車が無料になる感じです!
学費のついでに定期券を買わなくていいんですよ。
これにはぶったまげました、、、笑
②食堂や大学近くのカフェも常に割引
ドイツの大学の食堂は、学生や教授でなければだいたい500円くらいで食べれます。
しかし、学生証を持っていれば300円くらいになります。僕の行っていた留学先の大学では、近くのカフェまでもが学生割引にしてくれました。
学生フレンドリーすぎですよ、「ドイツ」!
高いと噂に聞くアメリカの大学の授業料はどのくらいするの?
参考サイト:Solo language
アメリカの4年制の総合大学の場合
アメリカの4年制総合大学進学(例えばハーバード大学など)にかかる概算の費用:
- 1年間の学費:300万円から550万円
- 卒業までの総費用:2000万円から3500万円
例:ハーバード大学の学費の概算
- 1年間の学費:約500万
- 1年間の生活費:約250万
- 4年間の総費用:約 3000万円
アメリカの2年制のコミュニティカレッジの場合
アメリカの2年制コミュニティカレッジ進学(例えばハワイ大学コミュニティカレッジなど)にかかる概算の費用:
- 1年間の学費:およそ100万円
- 卒業までの総費用:およそ600万円
高っ!!!
公立の短期大学であるコミュニティカレッジでも年間で100万円かかるらしいです。
ドイツを見てからアメリカの授業料を見ると、本当にびっくりですね。
これを目の当たりにしても英語圏への留学を諦めようとしないでください。
授業料がタダのドイツでは、英語のみの授業を提供している大学があります。
以下の記事でドイツでの英語留学について書きましたので、気になる方はぜひ!
生活費はいくらくらい?
学費の次に気になるのが生活費(保険料や家賃など)ですよね。
僕の行っていた留学先は田舎だったこともあり安かったのですが、月々で500ユーロくらいですみました!
内訳はこんな感じです。
*1ユーロ=121.05円(2019年7月31日)
食費 | 240ユーロ(日本円:約28,000円) |
家賃(水導光熱費、ネット代込み) | 220ユーロ(日本円:約26,000円) |
保険 | 35ユーロ(日本円:約4,000円) |
その他(電話代) | 15ユーロ(日本円:約1800円) |
日本円で概算すると一ヶ月だいたい6万円で収まっていました。
もちろん管理料などを月々に分散するともう少し値上がりしますが、それでも日本で一人暮らしするよりも安いですよね。
日本だと家賃だけで6万円オーバーしちゃうこともあると思いますが、ドイツだと全部入れて6万円くらいで収まります。
僕の友達でベルリンやボンに留学している子がいましたが、月々だいたい8万円から9万円だと言っていました。
僕も含めてみんな大学が提供している学生寮に入ってたので、この値段でした。
しかし学生寮でないところに住む場合は、日本と同じくらいの値段がかかることもあります。
オススメの家探しサイト
僕は運良く大学の学生寮に入ることができたのですが、友達の中には学生寮に入れない子もいました。
かくいう僕も出発一週間前になってようやく大学から、学生寮が決まったという知らせが来ました。
そのため、知らせが来るまではドイツの家探しサイトを使って居住先を探していました。
その時に使ったサイトを紹介します。
WG-Gesucht. Europas größtes Portal für WG-Zimmer und provisionsfreie Wohnungen. Kostenlos. 8 Millionen Nutzer und mehr als 200.000 Anzeigen pro Monat.
いろんな家探しサイトがありますが、僕はこれ一つで十分だと思います。
英語にも対応していますし、何より他のサイトと比べて情報量が半端じゃないです。
僕の大学は田舎でしたが、それでも4件はアポを取るまでこぎつけました。
ドイツ留学オススメの保険
留学を考えているなら保険には絶対に入りましょう。
入っておいて損をすることはありません。
保険に入っているだけで、旅行するときや日常生活を過ごすときの不安感が全然違いますから。
でもどの保険に入ればいいかわかりませんよね?
実際に僕も留学する前はどの保険に入るか悩みましたし、何も知らなかったのでかなりの損をしました。
ドイツ留学にもいろいろな保険があるのですが、費用面で考えるなら僕は「Care Concept」をオススメします。
僕も入っていましたし、他の国からの留学生もこれに加入してたのですが、これは本当に安いです!
一番安いプランで月々だいたい28ユーロですが、これだと歯の治療が含まれていないので僕は「コンフォートプラン」に入りました。
このプランでもだいたい月々35ユーロです!
余談になりますが「Care Concept」に限らず、歯の治療費を負担していない保険に入ってしまうと大学から入学許可がおりません。
そのため、どの保険にも限らずそこは注意して選ぶ必要があります。
ただしめちゃくちゃ安い「Care Concept」にも難点が一つあります。
それは英語かドイツ語でしか対応しておらず、日本語が通じません。
でも僕が思うにドイツの病院にかかったら、どのみち英語かドイツ語で自分の症状を伝えないといけません。
そのため、保険会社が日本語で対応してなくてもいいと思うんですよね。
病状を英語やドイツ語で伝えることで、自分の語学力向上につながりますし、上手く通じたら大きな自信にもなります。
僕の失敗談
僕は約2年前に留学した時にステップイン保険というものに加入しました。
ウェブサイトで事前に調べていたら、一番安全そうで評判が良かったので!
でも、、、
僕の留学先の大学はこの保険を認めてくれませんでした。
なぜなら大学が要求している保険に不十分だったからです!
そのため、違う保険に入り二重で保険金を支払うことになりました(/ _ ; )
失敗した僕が思うに、事前に留学先の大学に「自分が入る保険で大丈夫か」聞いてくのが一番無難だと思います。
ちなみに!
僕の友達が留学していたヴュルツブルク大学では、日本の海外保険でも認めてくれたみたいです。
どちらしにろ、保険を加入する前に留学先の大学へ一度は確認しておきましょう。
ケアコンセプトについての説明は以下のウェブサイトが詳しく書いています。
ケア コンセプト なら手数料のない正規代理店 Pfadfinder24
ドイツ留学保険 ケア コンセプト は海外に旅行、留学に出かけるドイツ人、そしてドイツにやってくる外国人に保険を提供する旅行保険専門の保険代理店です。会社はボンの郊外にあり、かっての修道院に入っています。 Pfadfinder24 は2008年、日本の会社としては始めてケア コンセプト …
どうしても日本語に対応している保険で契約したいという人へ!
良い知らせがあります!
この会社を通じて契約を結べば「ケアコンセプト」でも、日本語で対応してくれるみたいです。
僕が留学した時にはこんな会社なかったです。
費用面で見ると圧倒的な「ケアコンセプト」に、日本語の対応がついたらマジで神ですよね。
まとめ
日本で一人暮らしをすると、家賃だけでドイツの生活費(家賃を含む)である6万円を超えることがあります。
このことを考えると、ドイツは学費が無料なのもありますが、生活費もかなり安い留学先です。
ミュンヘンやベルリンなどの大都市へ住むことになっても、生活費は10万円で収めることは可能なので、「留学費用」という面だけで留学先を選ぶとするなら、ドイツほど良い国はあまりないのではないでしょうか。
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